- yinaba1007
なぜ読書教室か?①

稲塾の開講準備、着々と進んでおります。読書教室の本も届いてきていますが…
これで40冊!
意外と少なく感じますね。なんだかペロって読み切ってしまえそうです。
いや、読んでみると結構ありますよ。
もっと簡単で読みやすい本も追加で発注しているので、おそらく春期講習までには届くと思われます!当初、小4生からのお受付でしたが、お声をいただき小1生からもお受けすることと致しました。ご期待ください
ここで読書教室を開こうと思った理由をお話しさせてください
大手の学習塾時代から小学生の授業、行って参りました。
国語の文章題と算数は、教科書に準拠した問題をテキストを使って教える、まあスタンダードなやつです。いずれも中学受験のないクラスなので、なかなか目的が見えにくいというか…お子さんは楽しんで勉強してもらえればいいような、でも楽しいだけでお月謝いただく訳にもいかないし。一つ言えるのは、文章の精読もせずに「傍線部の近くを探そう!」とか「理由の問題は、から、ので、ためを探そう!」とか言って「○○行に同じことが書いてあるね!ここに線引っ張って!」って言って文章の読み方ではなく、答えの探し方だけ頑張って力説する授業に意味はないと思います。(※こんなお勉強を塾でやられてる方、注意してください。)
それでは受験もしない小学生の方に私は何ができるのだろうか??
よく言われるのは「学習習慣」です。
決められた時間に机に向かうだとか、宿題ちゃんとやるだとか。
これはこれで大切です。(※特に男の子)
また別の機会でお話しさせていただきたいのですが、「やる気」が出るの待ってたらダメなんですよね。こういう場合、ルーティーン化がキーワードになります。こんなのが学習塾の勉強を通じて身につけばいいとよく言われますし、私もそう思います。
でも小学生の時代に身につけるべき学習習慣って、もっと別の、そして大切なものがあるのでは??と。だって中学生の読解力、大変なことになってますから!
(※絶対に犯人はスマホです)
読解力がない理由を私なりに分析すると、おそらく…
①語彙力、および背景知識の薄さ。理科とか社会を勉強していると実感します。
②集中力の無さ。そもそもの活字離れ。文字を読んで考える習慣が弱い。
…と感じています。
結果としてなのか分かりませんが、自分の言葉に置き換えて考えたり、原因と結果の関係を掴むのが苦手だったり、いろんな弊害が出てきてしまって、例えば「英語が苦手だから英語を勉強しよう」とか「数学が苦手だから数学を勉強しよう」と言っても、なかなかどうにも…基礎体力もなければ、パスもドリブルも下手くそなのに、練習試合しかやらないみたいな鍛え方です。上達する訳がない…この辺をなんとかしたいと思ったからこその、少人数制の稲塾を開講したわけなんですけれども。
そもそも受身的に話を聞いているだけで、分かっていないことすら分からない生徒さんが増えてきているように思います。
だからこそ…小学生のうちに何をするべきなのか!?
そこでたどり着いた結論が「読書」です。
…長くなるので続きは②で。
西東京市にある「学び方から学ぶ稲塾」開講まであとわずか!
7月までは無料で授業!行います。
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