- yinaba1007
内田節さん 時間と自由について

世間は仕事納めでも全国の学習塾はまだまだ冬季講習です。
稲塾も例外なく30日まで営業しています。
それにしても冬季講習期間になってから消しゴム忘れが多発!
…なんだ??冬休みと消しゴム忘れ。
どんな因果関係があるんだ??
しかも借りパク率が高い!!
お〜い!!
人から借りたもの、大切にして、そして返しておくれ!!
…まあもともと落とし物の再利用だからあんまり困ってないんだが。
むしろペンケースに空きスペースができて助かるくらい。
でもやっぱり貸したものが返ってこないのは気持ち悪い!
論理よりも感情です。
さてさて。
のびのび受験勉強している稲塾3年生ですが、国語では内田節さんの「子どもたちの時間」に挑戦。
具体例が少なくてちょっと難しいかな〜…
なんて思っていましたが、結構わかってるじゃん!
感動です。
問題演習と全然関係なく文章の感想なんぞ述べてみると、確かにその通りだと感じます。
身長とか体重、運動神経とおんなじで知能の発達にも個人差があるわけだから、「数え年」で進級、進学を迎えるの無理があるよな〜…なんて思います。
学生さんの200字作文を読んでると「そんなの仕方ないじゃん!」って反論がちゃんと書けるんですよね。そりゃ子どもからしたら仕方ないですよね。
あと3ヶ月したら高校入試、卒業が自動的に迎えられる。
それが現状の社会の仕組みなんだから。
そんな自分が望んでることじゃないことに対して主体的に取り組むのって難しいですよね。
こういう作文読んでると文章の内容をちゃんと理解してるし、自分の考えをちゃんと持ってるんだなあ…と実感します。実によく書けていました!素晴らしい!
(※残念ながら「作者の主張」「具体的な経験、見聞」が書けていなかったので採点基準と照らし合わせると点数は低いと思います。ごめんね〜。)
私自身は、授業のペースとかテストももっと自分のペースで理解してからでいいんじゃないか?って思います。
こういうこと言うと学習のペースを子ども任せにするのは非常に怖い!なんて言われてしまいますが、でもそのペースをうま〜くコントロールすることが指導者の役割。
これだけITが発達してきたわけだから、先生の役割も変化させていかないと。
本来誰もが成長したいと思っているものです。
子どもが積極的に勉強しないのは課題が難しすぎたり、嫌な経験が多くて勉強に対する嫌悪感が芽生えてしまっているから。
前者を解決するのは割と簡単ですが、後者を解決するのはちょっと大変かも。
だから無理やり勉強させないでくださいね。
周りに合わせたタイミングよりも自分のタイミングが大切なんだと思います。
こういう考え方、価値観を産業革命の中で塗り替えていかないと子どもが明るい未来を手にできないのかなあ?なんて思います。
前向きな気持ちで楽しく学ぶことが大切です。
それではみなさま、良いお年をお迎えください。
西東京市田無の個人塾
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