- yinaba1007
気づいたらうちの子…勉強してる!

気がついたら子どもが勉強しているなんて理想ですね!
私もそういう姿勢を目指して日々生徒さんたちと触れ合っております。
コーチング以外のアプローチとして勉強してみました。
こういう類の本をここ数年で読み漁っていますが、基本的な理屈は全部同じです。
教育は人それぞれの経験から語られることが多く、価値観だとか、その子に合った…だとかという結論になりがちなのですが、ちゃんと科学的な正解があるものなんですね!
やり方を具体的に、分かりやすく指示すること
「やり方」が分からないから行動しない。実はよくあることです。
「勉強しなさい!」「宿題やったの!?」は絶対にダメです。逆効果です。
結果より経過を評価すること
結果を重視すると点数を見せなくなったり、嘘をついたりします。「やっても出来ない」のが嫌で初めからやらなくなったり、分からないことを質問してくれなくなります。
結果(点数)は本人が達成感を感じるためのものです。人と比べるためのものとして捉えるのはあまりよくありません。(なので稲塾では自分がどれくらい点数を取りたいのか?を大切にしています)これは教える側の腕の見せ所になります。すぐに結果を求められてもきついのですが…
悪いところより良いところを見つける
私は職業柄、人の欠点を見つけて直していこうと粗探しのように欠点を探っていましたが、良いところを見つける方が難しいです。勉強していて嫌な気持ちになると勉強嫌いになりますし、逆に勉強して良い気持ちになれば勉強が好きになります。どのように達成感を味合わせるのかが大切です。これも教える側の腕の見せ所です!私には足りてない部分なので耳が痛かったです…
やる気が出るのを待たない。習慣づけする。
習慣付けはリビング学習がいいのかも分かりませんが、この場合は家族全員で覚悟を決めて協力しないといけません。難しければ塾に来るなりなんなり、場所を変えるといいと思います。
今のところコロナとオリンピックで全然話題に上がりませんが、新しい学習指導要領が始まっています。今のお子さんたちが大人になる頃、どんな大人が活躍できる社会になっているのかは分かりませんが、テストで点数を取って名前のある大学に行くことだけが正解ではなくってくると思います。自分のための学びができるように、私も腕を磨きます。