応用
子どもと話してて面白いなって思う瞬間は知識が応用できていると実感できる時です。
小学生の算数で比例の勉強してたわけなんですけど、よくある水槽の問題。
1分あたりに溜まる水の量が8000㎤だったんですけど…
「多すぎませんか?」
って。
そうそう。なんだか8000なんて聞くと大きな数字に聞こえますけど、単位変えると8ℓですからね。
小さなペットボトル16個分です。1個いっぱいにするのに数秒だからそんなに多くないよね?
「う〜ん…じゃあお風呂はどれくらいですか?」
え?お風呂の水の量?どれくらいだろう??
こういう時にググると便利なんですけど、それは答え合わせ。
だいたいお風呂にお湯を溜める時間は10分くらいだから、設問の1分8ℓだから、80ℓくらいかな??
…んでググってみると、200ℓくらいだそうで😲
1分ごとに8ℓはかなり控えめな分量だった!
なんてわけで、楽しい会話です。
こういう話題を振ってくる子、頭いいなあ…って感心します。
受験勉強ってこういう種つぶしてるのでは??
3年生も「発生」に触れた時にちょっと聞いてみたんですけどね。
種子植物からのじゃがいもの生殖。もう少ししたら教科書でも出てくるんですけど。
ちょっと投げかけてみました。
ちなみにドラクエとかポケモンのモンスターってどうやって増えるんだろうね?
…って発したんですけど。
反応が微妙すぎる…
ドラクエが一般的じゃないのが悪いのか??
FF派な私が一般的にわかりやすい(と思われる)ドラクエを使ってみたのに…
モンスターボールって。それ、増える方法じゃないですよね?
はい。小学生の勝ちです。
受験勉強してると応用問題って単純に難しい問題って意味になりますけど、本来そうじゃないですよね。
「知識を実際のものに当てはめて考えること」が応用。
たぶん教科書作ってるえらい人たちが苦手なやつw
まあ3年生ともなれば勉強する目的が受験になりますからね。
でも実世界に応用するための知識が蓄えないと立派な大人になれない。
ていうか実世界に応用できる知識を獲得していくのは面白いと思うのですが、それは単なる私の感想なのでしょうか。
「理社が苦手だから都立入試あきらめます」なんていう人が出てくるのはよくないですね。
確かに火山岩とかどうでもいい気もしますけどね。
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