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3.14

やっぱり算数を勉強していると、「計算力って大事だなあ…」とつくづく感じます。
最近は、教科書に“電卓マーク”が付いている単元もあり、昔に比べるとだいぶ優しくなりました。

ただ、勉強が苦手な子ほど、「どこが難しいのか」が曖昧なまま進んでしまうことが多いです。
すると、

  • 正解できない
  • 何度やっても間違える
  • もう算数イヤ!
    という負のループにハマってしまいます。

でも実は、「式は合っているのに計算でつまずくだけ」という場面が本当に多いんです。考え方は完全にOKなのに、計算がぐちゃっとしてしまう…。これは本当にもったいない!

特に苦手としている子が多いのが「円」の単元。
円周率3.14が急に重いんですよね。扇形になると割り算も入って、まさに追い打ち。
「考え方は合ってるのに…電卓使わせてくれ!せめて円周率3にさせて!」という心の叫びをあげてしまいます
3.14も3も結局は近似値なのに、なぜ3.14なのかと疑問に思うのも当然。

一方、比例の単元に入ると計算が軽くなり、みんな息を吹き返します。
難しいのはむしろ考え方のほうなのに、計算が楽になるだけで元気になる6年生、かわいいですよね(笑)

私はよく
「考え方がわかっていれば大丈夫。計算は機械の仕事になるから」
と言いますが、これが小学生にはなかなか伝わらないもの。
ぜひ保護者の方にも、「考え方が理解できているか」「計算で苦しんでいるだけなのか」を見分ける目を持っていただければと思います。

算数という一つの教科でも、
考え方の力(概念理解)計算の力(処理能力)
はまったく別物です。
式が正しく立っているなら、もう8割は正解に近い。そこでつまずいてしまうのは本当にもったいないんです。

 

🎯一つの課題には、一つの目的を

これは私が大切にしている考え方です。
「困難は分割せよ」という有名な修道士の言葉がありますが、算数もまさにそれ。
考え方でつまずいているのか、計算でつまずいているのかを分けてあげるだけで、子どもたちの算数の世界はずっと優しくなります。

 

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