カンニングを考えます
単語テストを受けようとする男の子の机から不自然に折り曲げられたルーズリーフを発見。
中身は単語テストの問題と答え‼️😞
それで何をしていようとしてたのかは言うまでもありません。
彼に伝えたのは2つです。
①塾での勉強の目的を考えること
お金払って、時間を使って塾に来てカンニングする目的がいまいちわかりません。
だいたい確認テストは自分で合格点を設定して、しかも追試を受けるかどうかは自己の判断です。
点数が悪いから取って怒られるわけでもありません。
ただ成績がよくなる確率が低くなるだけだし、それでよかったらどうぞカンニングしてください。
自己判断、自己責任です
…って言いながらやっぱりズルされると怒るのが人の性ですね。
これは信頼関係の問題です。
でも信頼関係って一番大切ですから。
嘘ついたり、誤魔化したり、やりすごしたり。
あとは人の顔見て聞こえる声で挨拶できなかったり。
勉強が出来てもそれが出来れば十分生きていけます!
逆に勉強が出来てもそれが出来ないと社会に出てから苦しい思いをすることが多いと思います
②カンニングペーパーの質の低さ
情報が多すぎて、何も考えずに作ったことが伺えます。
作るならもっと「出たら困ること」(=分からないこと)に絞って作ること。
テスト勉強の目的は❌を⭕️に変えることです。
始まりは「分かる問題」と「分からない問題」に分類することだって、毎日のように話しているはずなのですが、
果たして彼はそこまで考えているのだろうか。
課題を解決するときに道具を使って解決することは大切ですなんですが、ちょっと解決しようとしてる課題を間違えてしまってるというか、
なんというか…
結局何も考えてないことが一番ダメなところです😢
自分の目的を達成するために行動することが正しい行動です。
自分の目的は何か?
その行動で目的が達成できるのか?
これを判断できる力が知性なんだと思います。
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