授業日誌
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準備が未来を変える小さな一歩!〜1年生確認テスト〜
こんにちは!冬が近づくとホットココアが恋しくなる、塾長です。今回は1年生の確認テストをテーマにお話ししますよ。さて、今回のテスト範囲は英語のU9。不定詞の名詞的用法と第二文型がポイント!でも、これがまたクセモノ。1年生に「これは名詞の役割をする不定詞です」とか言ったって、「え、何それおいしいの?」状態ですよね。そこで、シンプルなアプローチ:「覚えましょう」が有効です!テストで一番大切なことテスト勉強って、「テスト本番だけ頑張ればいい」わけじゃないんです。実際、テスト自体では学力は伸びません。テストの準備段階でどれだけ「間違えた問題」を「理解し直す」「覚え直す」かが、学びの質を決めます。例えば…ノートを作ってまとめ直す自分の間違えた問題を見やすく整理するだけで、覚えやすさが倍増しますよ!何度も書いて覚える見ているだけじゃ、すぐ記憶は消えてしまいます。手を動かして、頭に刻み込みましょう。そして、この準備をする上で大切なのが、自分なりの目標を設定すること。例えば、「この範囲は完璧にする!」とか「今日は間違えた問題だけやる!」など、自分のペースに合わせたゴールを決めると、勉強がグッと効率的になります。確認テストの目的って?「テストは人の優劣をつけるためにある」と思われがちですが、それは大きな誤解。確認テストは、自分の成長を測るための資料です。何ができるようになったのか、学校の定期テストまでに何を覚え直せばいいのかを知るためのもの。だからこそ、テストを「受けて終わり」にしないことが大切です。間違えた問題をちゃんと見直して、次のテスト勉強に活かせる人は、まさに「学び上手」。当塾では、こういった学び方が身につくようサポートしています!実際の塾生たちの様子今回のテストでは、こんなシーンが見られました:ノートを眺める派自分で間違えた問題をメモしている姿、これはポイント高い!でも、もっと「書いて覚える」を取り入れると完璧ですね。ワークを眺める派ワークを見ているだけだと、どうしても受け身になりがち。「青丸(間違い直し)に未来のヒントがあるよ」とアドバイスすると、ハッと気づいたようでした。この「覚え直し」の習慣が、次のテストでの大きな武器になるんです。テスト結果とその先へ今回の確認テストでは、多くの塾生が狙い通りの点数を取ることができました!でも、本当に大事なのはここから。2ヶ月後の学年末テストに向けて、今回のテストでの間違いをどう活かすかがポイントです。この力を早いうちに身につけておくと、3年生の受験勉強でも必ず役立ちますよ!それにしても生成AIって素晴らしいです。確認テストを作る手間を超絶ラクにしてくれてます。今度は定期テストの傾向とか読み込ませてみようかなあ。どうなるんだろう??西東京市田無の個人塾稲塾
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ズボラ派に捧ぐ!プリント整理術
プリントの管理って永遠の課題ですよね。整理整頓が得意な人ならすいすいこなせるんでしょうが、私自身も苦手なので…正直、模範解答はお示しできません。それでも授業では補助プリントが欠かせません。特に中1英語では単元ごとにプリントを作成してワークと併用しているのですが、悲しいかな、プリント紛失率が非常に高い!プリント探しで授業時間をロス、怒られる、落ち込む…プリントって便利なはずなのに、なんだか足枷になってませんか?そこで、私がたどり着いたのはこんな管理術。ポイントはたった2つだけです。ポイント①:1枚のクリアファイルに全部突っ込む!科目ごとにファイルを用意して、細かく分類…なんてことはしません!ズボラな人間にとっては、ファイルが多いと逆に混乱する原因になります。そもそも分類をちゃんとできるなら苦労しませんよね?だから、とりあえず「1枚のクリアファイル」に全部まとめるのがコツ。教科書だろうがプリントだろうが、ノート代わりのメモだろうが、全部一緒くたです。とにかく「ここに入れれば見つかる」という状態にすることが大事。ポイント②:整理整頓=不要なものを捨てること!整理整頓が苦手な人は「分類しよう」と頑張りすぎて失敗しがち。だから、整理整頓=いらないものを捨てることだと割り切りましょう。2~3週間に1回ファイルの中身を見直して、「もう使わないな」というものをサクッと捨てるだけ。分類は一切不要!これだけでファイルの中は自然とスッキリします。1年生全員にクリアファイルをプレゼント!というわけで、中1の生徒たちにはクリアファイルをプレゼントしました。よ〜く見ると1枚ちょっと違う気が…メルカリさん、ありがとうございます😊まとめ:ズボラでもできる整理術以上が私流の「なるべく分類しない」プリント管理術です。整理整頓が苦手な人でも続けられるように、ルールはシンプルに!1枚のクリアファイルに全部まとめる2週間に1回、不必要なものを捨てるこれだけでプリント管理のストレスがグッと減ります。もちろん、整理整頓が得意な方には向かないやり方ですが、ズボラ派の皆さんにはぜひ試してみてほしいです!さて、今日もクリアファイルにプリントを詰め込みつつ、授業に臨みます!西東京市田無の個人塾稲塾
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ESAT-J
期末テストが終わった週末は模擬試験。そして、その翌週には多くの批判を集めている英会話テスト「ESAT-J」がやってきます。申込制と言いながら強制的に受けさせられるこの試験、最初から疑問を感じる人も多いですよね。東京都独自の施策らしいですが、正直どういう意図で行われているのかピンときません。教育改革と言いつつ結局は子どもたちの能力を点数化して優劣をつけるやり方。こういうところに、日本の教育の本質が見え隠れしている気がします。英会話ができることは大事かもしれませんが、今の時代、スマホや翻訳アプリを使えばその場で通訳も可能です。正直、少し英会話ができる程度では「役に立つ場面ってどれだけあるの?」って思っちゃいます。もちろん、例えばサッカー選手なら試合中にスマホを取り出すわけにはいかないので役立つかもしれませんけどね。海外に行ったサッカー選手の成功の鍵はサッカーの実力以上にコミュニケーション能力だそうですから。そのベースは語学力でしょうね。なんだかんだ文句を言っても仕方ないので、塾でESAT-Jの対策を実施。ちょっと面白かったのは、普段見られない塾生さんたちの姿が垣間見えたこと。とはいえ、生徒からすれば慣れない英会話をなまじ知ってる人たちに聞かれるのは、結構恥ずかしかったでしょうね…。全身から放つ「当たらないでくれ!」オーラが全開だったのが面白かったです。それでも当てられたら果敢に挑む姿は素敵でしたよ。名言は「おじいさん」は"husband"で訳す!ナイスです👌でも、この「恥ずかしい」とか「自信がない」という感覚を乗り越えないと、自分で外国語を話してコミュニケーションを取るのは難しいですよね。だからこそ、コミュニケーション能力を鍛えること自体は大事だと思うし、学校は集団で学習できるので学ぶのに最適な場面だと思います。ただ、それを点数化して評価するのは、なんというか「いかにも日本的」だし、偏差値教育の流れから抜け出せていない証拠に感じます。これがすぐに変わるとは思えないので、少しがっかりです。今の中学生が大人になる頃には、ICTを超えてAIを使いこなす時代になっているでしょう。だからこそ、機械に取って代わられない能力をどう育てるかが重要じゃないでしょうか。教育も、ただスキルを詰め込むだけでなく、創造力や思考力を伸ばす方向に変わっていくべきだと思います。西東京市田無の個人塾稲塾
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今日誰のために生きる?
読書記録です「今日誰のために生きる?」というアフリカで絵画を学んだ画家さんと幸福追求家(?)の方がたまたま温泉で出会ったことから生まれた、人生を見つめ直す一冊です。…なんだか日本人に対する評価が高すぎるような日本人を代表するかのような言い方をするとルロイ先生に怒られますが、なんか期待に応えられてなてくすみません。日本では「自己犠牲」が大きな美徳になってるので、自分の幸福を第一に追求すると後ろめたい気持ちになってしまうのかもしれませんね。きっと西欧が入ってきた明治前後で大きな違いがあるんだろうな〜…もちろん生活が成り立つレベルでの話ですが、裕福だから幸福、貧困だから不幸だとは限らない。よく江戸時代は貧しくても幸せだったなんて言いますからね。自分の幸福って一番当たり前のように思いますが、それを追求しにくいのは社会(学校、会社)の圧力が強いからなんだろうな。大学って圧が弱いから楽しめたのかも。学校の勉強も「やらされるもの」ではなくて自分の成長のために取り組むものだって捉えられれば違ってくるんんだろうけど、公立の小中学校にいる限りは難しいのかなあ。私はフリースクール、オルタナティブスクール推しなのですが、何せ学費が高い…公立教育を一律改革しなくてもいいから教育に選択肢を与えてほしい。本編とは少しずれますがアフリカの絵画「ティンガティンガ」が魅力的で、機会があれば見に行きたいなあ〜なんて思いました。展示会とかあったら見にいくぞ〜!西東京市田無の個人塾稲塾
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公教育の未来は??
驚きのニュースです。「高知県で小学校教諭内定者280名中、207名が内定辞退」これは「207名が赴任ではなく、辞退した」という衝撃的な数字です。私が学生の頃、学校の先生は非常に人気の職業で、特に中学や高校の教員採用試験では10倍を超える倍率が当たり前でした。それが、今はこのような状況に変わってしまいました。なぜでしょうか?その理由が少し分かる気もします。教師の長時間労働やクレーム対応、そして現場の過酷さが、理想のイメージとはかけ離れてしまっているのでしょう。私自身、学生時代には集団行動が苦手で、学校に対してあまり良い思い出がありません。もちろん、今も大きく印象は変わっていませんが、保護者として改めて学校を見ると、やはり驚くほど変わっていないと感じます。社会の変化についていけていない現状が、子どもたちにとっても先生たちにとっても多くの問題を引き起こしているのではないでしょうか。もちろん、先生たちの働きやすさが学校の第一条件ではないのかもしれませんが、教師という職業に憧れを持って教壇に立った方々が、夢を打ち砕かれるような状況に胸が痛みます。教育現場が、子どもたちにとっても、働く先生たちにとっても「学びがい」や「働きがい」のある場に変わってほしいと願っています。西東京市田無の個人塾稲塾